【iphone】ハイレゾ再生に必要な道具4選と音源を保存する方法
更新日:2019年08月06日
iphoneを使って音楽を聴いている人は多いですが、「ハイレゾ」の音源を持つデータを再生できるのをご存知ですか?
残念ながらiphone単体でハイレゾを聴くことはまだ無理ですが、多くの費用をかけることなくiphoneで最高音質を楽しめるのです。
そんなハイレゾですが、どうすればiphoneで聴けるのか気になるところ。
ここでは、iphoneでハイレゾ再生に必要な道具4選と、音源を保存する方法について紹介していきます。
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1.iphoneでハイレゾを聴くために「必要な道具」とは?
これまでの音楽用CDでは、記録ができなかった音質を記録しているハイレゾ。
iphoneでハイレゾを聴くには、道具を揃えなければいけません。
音源やアプリなど、いくつか必要となるので以下から必要な道具を紹介していきますね。
@ ハイレゾの「音源」を入手する
まずは、ハイレゾに対応した「音源」を入手する必要があります。
音楽データが従来とは異なるので、今ある音楽データをハイレゾで聴くことは出来ないんですね。
ハイレゾ音源を入手するには、インターネット上の配信サイトを使います。
- 「OTOTOY」
- 「groovers」
- 「mysound」
- 「mora」
- 「e-onkyo music」
- 「レコチョク」
- 「GIGA MUSIC」
有名な音楽配信サイトが、ハイレゾを提供しているのでお気に入りの楽曲を手に入れることができるでしょう。
注意したいのは、ハイレゾ音源は従来の楽曲データに比べて20倍ほどのデータ量となるのですぐにデータ制限に引っかかる可能性があります。
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A 「DAC搭載ヘッドホンアンプ」を入手する
iphoneはハイレゾ音源の出力に対応していないので、ハイレゾに対応した「DAC搭載ヘッドホンアンプ」を入手しましょう。
DACアンプには、「ポータブルタイプ」や「据え置きタイプ」など様々な種類が揃っていますが、持ち運びに便利なポータブルタイプがお手頃です。
iphoneに差し込むだけで準備が整うため、周辺機器に疎い人でも問題なく接続できるのも嬉しいところ。
B ハイレゾに対応した「ヘッドホン」を入手する
DACアンプを使ってハイレゾ音源を、劣化させることなく出力できます。
後はヘッドホンをiphoneに挿して聴くだけですが、実はヘッドホンもハイレゾに対応しているものを選ぶ必要があるんですね。
これまでのヘッドホンはCDの音質に合わせた再生能力でしたが、ハイレゾはさらに高品質なので従来のヘッドホンでは十分に再生できません。
ハイレゾ対応のヘッドホンは、数千円から10万円以上と価格帯が様々なので、予算に合うものを選びましょう。
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C ハイレゾ再生に対応した「アプリ」を入手する
ハイレゾは「FLAC形式」という、特有のファイル形式で配信されているので、iphoneに搭載されているプレーヤーに読み込ませるとエラーが出ます。
そのため、ハイレゾ再生に対応した「アプリ」が必要になってくるんですね。
ハイレゾの再生ができるアプリは、いくつも登場していますが圧倒的な支持を得ているのが「NePLAYER」です。
有料アプリですが、お試しで使ってみたい人の為に無料版も用意されているので、まずはそちらから試してみると良いでしょう。
このアプリは、「mora」や「e-onkyo music」からのハイレゾ音源はアプリに直接ダウンロードできます。
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2.iphoneでハイレゾを「試聴」する方法
ハイレゾがどれほどの音質なのか、まずは試してみたいという人も多いでしょう。
先ほど紹介した道具を揃えているならば、楽曲を配信ストアで購入する前に「試聴」して確かめられます。
ハイレゾ再生に対応した「アプリ」として、ここでは「NePLAYER」を取り上げ、視聴する方法を示しますね。
試聴音源をダウンロードするには、iphoneのホーム画面から「NePLAYER」をタップして起動します。
次に、画面右下にある「その他」をタップしてください。
画面が切り替わるので、「設定」を選びます。
設定に関する項目が並んでいるので、「ハイレゾ視聴曲のダウンロード」をタップ。
ファイル形式で音源が公開されているので、お好きなものをタップしてみましょう。
案内が表示されるので、「OK」を押し、「ダウンロードが完了しました」と出たら「OK」をタップしてください。
これで音源を視聴できますし、「比較用音源」も用意されているのでCD音源とハイレゾ音源の違いを聴くこともできます。
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3.ハイレゾ音源を「iTunes」に保存する方法
4つの道具を揃えれば、ようやくハイレゾを聴くことができますが、実はアプリに関係なく音源を聴くようにするには「iTunes」への保存が必要です。
インストールしたアプリにのみ対応した音源という形になっているので、一旦「iTunes」へ保存しなければいけないんですね。
それも、通常の音楽データを保存するのとは違い、少し手順が異なるので以下からハイレゾ音源の保存方法を紹介します。
例として挙げているのは、先ほどオススメのアプリとして紹介した「NePLAYER」ですが、他のアプリでも特に操作に違いはありません。
まずは、pcで「iTunes」を立ち上げたら、iphoneとpcをUSBで接続します。
「iTunes」でiphoneを認識したら、接続したiphoneを選択してください。
画面左側にある、概要欄の「App」をクリックして、画面右側にある「NePLAYER」アイコンを選択。
アプリの中にダウンロードされたハイレゾ音源ファイルが一覧で出てくるので、「追加」をクリックしましょう。
転送が完了したら、iphoneで「NePLAYER」を起動してください。
アプリケーションの下部にある「その他」から、「設定」をタップします。
「HDライブラリの更新」を選択し、「更新」をタップしましょう。
これで、ハイレゾ音源を「iTunes」に保存し、「NePLAYER」でも再生できるようになりました。
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4.CD音源を「リアルタイム」でハイレゾ相当の高音質で再生する方法
ハイレゾに対応していない楽曲を、ハイレゾで聴いたらどうなるのか楽しみで仕方ない人も多いでしょう。
その欲求を満たしてくれるのが、WindowsPC専用のソフト「CurioSound」です。
このソフトは、CD音源や圧縮音源を、リアルタイムでハイレゾ相当の子音質で再生できるサウンドプレイヤーとなっています。
ハイレゾ相当の高音質を、ファイルとして「保存」もできるため、ハイレゾ対応のポータブルデバイスでの再生も可能。
操作も特に難しいものではなく、曲を選んでハイレゾ保存するだけ。
とても簡単に行えるので、ハイレゾ化まで待てない人は購入を検討してみましょう。
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まとめ
ここでは、iphoneでハイレゾ再生に必要な道具4選と、音源を保存する方法について紹介していきました。
iphoneでハイレゾを聴くには、いくつかの道具が必要となるので初期費用が発生します。
ファイル形式も違っていますし、容量も大きいため一気に曲をダウンロードするとデータ制限をオーバーする危険性があるんですね。
今後はハイレゾがより話題になると考えられるので、今のうちに聴ける準備を整えておきたいものです。